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ART PRIME 2025年6月1日配布作品テーマ:ジャンルを超えて活躍する3名の交差点
2025-06-01
AI AVATAR Pte. Ltd.
DAOメンバーのみなさん、お疲れ様です。
いつもART PRIMEをご利用頂きありがとうございます。
今月ART PRIMEのラインナップは3名の作家の作品をご用意しました!
全員が武蔵野美術大学出身という共通点を持ちながら、それぞれが異なるフィールドで独自の表現を追求しているクリエイターです。
・〈Yanj〉は在学中から映像監督として企業や官公庁から高い評価を得た実力派
・〈小池正真〉は建築とCGの融合で空間表現を進化させる技術系アーティスト
・〈Ole〉は音楽と映像を自在に横断する異能の表現者
ジャンルを超えて活躍する3名の交差点から、今の時代ならではの表現の広がりと、その先に続く創造の可能性が立ち現れていることを実感いただければと思います。
①Yanj『月下のまなざし』-ART PRIME 15000-
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作品紹介
星々がきらめく夜空のもと、静寂と凛とした冷気に包まれた森の中に、一羽のフクロウが描かれています。古来より知性や神秘性の象徴とされてきたフクロウは、本作でも特別な存在感を放ち、ただそこに佇むだけで強い印象を残しています。
その眼差しは、まるで森の深奥に潜む未来を見通しているかのようで、どこか予言的な気配を感じることができます。画面全体は太く強調された輪郭線で構成され、まるでステンドグラスを思わせる構成美が、神秘性と構造的な魅力を与えている作品です。
アーティスト紹介
〜Yanjは、数々の非凡な功績を積み重ねてきた異才Yanが率いる映像クリエイター集団です。〜
Yanの経歴:武蔵野美術大学卒
20代にしてAdobe社のパートナー作家に就任し、同社のイベントで講演を行うなど、早くから注目を集める。大学生でありながらMicrosoft社のテレビCM映像の総監督に抜擢され、その名を広める。
さらに、映像作品の制作者として株式会社セブン&アイ・ホールディングスの新規事業PR映像の総監督を務め、文部科学省の依頼で北極圏にも赴くなど、大学在学中にこれほどの評価を得た映像作家は極めて稀である。
これらすべての実績は武蔵野美術大学在学中のものであり、卒業時には同大学の卒業制作で学科最優秀賞を受賞。
現在は、日産自動車をはじめとする大手企業への映像作品の提供やクリエイティブの担当も手掛けている。
Instagram:https://www.instagram.com/yanj091996/
Website:https://yanj-art.com/
②小池正真『Sphere_Dent#1』-ART PRIME 30000-
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作品紹介
本作は、「距離感」によって"かたち"が変化する球体の関係性を静かに描き出した映像のワンシーンを切り取ったものです。中央の深い青を湛えた大きな球体に、小さな球が近づくとわずかにくぼみ、離れると元の"かたち"へと戻っていきます。一定の距離を保っているとき、球体は最も安定したフォルムを保ち、そこにはどこか私たちの人間関係を思わせるような結びつきを感じさせる作品となっています。
青を基調とした全体の色調と、まるで水中にたゆたうような透明感と重厚感が、静謐な空気の中にほんのりとした緊張感と深い感情の揺らぎを映し出しています。
アーティスト紹介
小池正真の経歴:1995年生まれ、武蔵野美術大学 造形学部 建築学科卒
彫刻家・名和晃平が主宰するクリエイティブ・プラットフォームである「Sandwich.inc」にて3D技術やプログラミングを駆使し、空間デザインや作品制作業務を担当してきたCGクリエイター。
並行して建築設計事務所に所属し、設計業務および造形作成ツールの開発に携わっている。
これまでの担当したプロジェクトは、2021年4月〜2022年10月にGINZA SIX中央の吹き抜け空間にて大規模に展示された名和晃平作品「Metaorphosis Garden」では3D制作と構造設計、京都の新風館にあるカフェ(THISIS)SHIZENの内装設計、大阪茨木市の複合施設の壁面設置作品「CYCLE」の制作におけるプログラミング、株式会社ADXの建築作品「SANU BEE」の設計・施工に係る全工程(図面、3D、プログラミング、現場管理)などが挙げられる。
Instagram:https://www.instagram.com/norn_bul/
Website:https://skoike0099.myportfolio.com/
③Ole (Takeru Shibuya)『heart hurts』-ART PRIME 50000-
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作品紹介
「スーツをビシッと着こなして、けど心は傷ついていたんだね。」
一見堂々として見える人々の内側にある繊細な感情や痛みを、私たちは日々目にしているのかもしれません。本作は、そんな現代の日常に潜む“心の揺らぎ”を、力強い輪郭線とデフォルメされたフォルムでユーモラスに描き出しています。背景には人物の内面と呼応するようなくすんだブルーを用い、静かな感情の深みを引き立てています。
Oleらしいコミカルなタッチの中に、どこか切なさが滲む作品です。
アーティスト紹介
Oleの経歴:1996年生まれ、武蔵野美術大学 造形学部 基礎デザイン学科卒
ラッパー / 映像監督
音楽と映像の垣根を越え、自由に行き来しながら自己表現を追求している異彩を放つアーティスト。
ラッパーとしては2019年 シングル「Doller (beats by illmore)」でシーンに軽やかに参入。これまでシングル作品の他、数枚のEPもリリース。どこか気怠げながら、小気味良いスムースなフロー。自身にしか描けない唯一無二のライミングセンスで、独自の音楽感を発信し続けている。
映像監督としてはPUNPEE「タイムマシーンにのって」、Kvi Baba 「TOMBI」、WILYWNKA & Brasstracks「Our Style」、唾奇×Sweet William「Let me feat. CHICO CARLITO」、VaVa「Mugen」など話題のMVを手がけている。
また、MVに留まらずきゃりーぱみゅぱみゅ、PUFFY、KIRINJIなどのアートワーク/ライブ演出やHikakin TVのオープニング映像制作に至るまでその活動はシーンの枠に留まらない。
Instagram:https://www.instagram.com/ole_takeru_shibuya/
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以上がART PRIME2025年6月1日に配布されました作品の紹介です。
来月の発表も、どうぞお楽しみにお待ちください。
今後とも、AI AVATARを宜しくお願い致します。
お問い合わせ先
AI AVATAR カスタマーサポート部